カーセキュリティの役割や働き
盗難警報機能
セキュリティに装備されているセンサーの主なものとして@ドアセンサ、Aトランクセンサ、Bボンネットセンサなどのスイッチ系。これは不正なこじ開けを防止するためにほとんどのメーカーが標準で装備しており、強引なこじ開けを検知すると専用サイレンで警報します。
またショックセンサ(振動センサ)という純正アラームにはほとんど装備されていないセンサーが標準なのが社外品の大きな特徴です。
これはその名のとおり車輌に与えられた衝撃を検知し、弱い衝撃には警告音、ガラスを割られるなどの強い衝撃には警報を発して犯人を威嚇。同時に周囲に異常を知らせる役割を担っています。
誤作動による警報の心配をされるお客様がまだまだいらっしゃいますがご安心ください。弊社の扱うメーカーおよびインストール技術により「誤報によるサイレン警報は一切皆無」といって過言ではありません。事実、施工したおクルマのオーナー様から驚きの声も耳にします。
台風の際の強風の揺れにも警告すら出ません(物が飛んできて車両に当たった場合を除きます)
盗難防止機能
セキュリティのもうひとつの重要な役割が車輌そのものの盗難を防止するというもの。
現代のクルマにはイモビライザーを標準で装備していますが、近年のデジタル機器を使った手口においては純正イモビライザー/純正アラームも突破され、ドアの開錠まで数分で出来てしまいます。
そういった事もあり、社外セキュリティに標準のイモビライザーを追加する事で格段に安全性が高まります。(警戒中は純正キーでもエンジン始動ができません)
リレーアタック/コードグラバーとは
現在多くの車両に採用されている「スマートキー」ですが、このスマートキーから常時出ている微弱電波をコピー・増幅する事により車両を盗難する手口がリレーアタックです。
*リレーアタックは複数人による窃盗に対し、コードグラバーは一人でも可能という違いがあります
いずれもスマートキー電波を盗まれてドアを開けられる方法ですから、社外セキュリティを装着することで防ぐ事が可能です。
*セキュリティIDはコピーが不可能につき解除されないので、ドアを開けた時点でサイレン警報し、さらにセキュリティ・イモビが働いているのでエンジンを始動させることもできません。
ただし純正キーレス(スマートキー含む)に連動して動作するセキュリティの場合を除きます。(純正キーレスに連動できるアダプタを追加する場合も同じです)
専用の対策パーツを追加したり、対策機能を持ったセキュリティなら防ぐ事ができますのでお問い合わせください。
CANインベーダーによる車両盗難手口
現在主流と言っても良い「CANインベーダー」による盗難が多数報告されています。これはクルマ内部のいたるところに通っているCAN信号に外部からアクセスし、車両システム内に侵入し、ドアの開錠やエンジを始動し盗難するという手口です。犯行時間はたったの数分。しかもこのCANインベーダーにはリレーアタックのようにスマートキーの電波遮断による対策は効果が無いという事です。
さらに最新の手口としてネット上でも話題に上っている通称「ゲームボーイ」は、CANインベーダーより短時間で犯行が可能と言われています。
これら最新のデジタル盗難に対して効果のあるセキュリティもございます。単体でも有効ですし、さらに社外セキュリティと併用することで より強固な防犯システムを構築する事ができますのでご相談下さい。
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